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ユーメディアグループのプロジェクト
#ユーメディアグループが手掛ける仕事
ユーメディアグループで活躍する各分野のプロフェッショナル。個性的なメンバーが集まれば、想像以上のアイデアとパワーが湧いてくる! 2019年4月、宮城県仙台市内にグランドオープンした大型商業施設「ブランチ仙台」では、若手営業がリーダーとなって年間販促プロモーションを担当しました。このプロジェクトに関わった社員5名から、受注に至るまでの経緯や仕事の内容について語ってもらいました。
Project 事例紹介
「ブランチ仙台」 様 販促プロモーション
「ブランチ仙台」は、大和リース株式会社(大阪府大阪市)が手掛ける複合商業施設。WEST(宮城県仙台市泉区)とEAST(宮城県仙台市青葉区)の2棟で構成され、ショップや飲食店、クリニックなどが出店。ユーメディアではグランドオープンイベントの企画・運営や告知、その後の年間販促プロモーションを担当しました。
Member メンバー紹介
2017年入社
メディア事業部 メディア開発2チーム
下田 恭平
営業業務やイベント企画運営などを担当。複合的なプロモーション案件に携わった経験を活かし、入社4年目ながらプロジェクトチームを束ねる中心的役割を担う。
2015年入社
メディア事業部 メディアコンテンツ2チーム
東海林 広高
学校や民間企業などの営業業務を幅広く経験。大和リース様の営業を約3年間担当した。現在は若手社員を引っ張るリーダー的存在として、営業業務はもちろん社内活動でも活躍。
2011年入社
メディアクリエイション部 プランニングチーム 課長代理
田向 健一
企画のコンセプトやゴールまでの筋道など、提案の骨子を組み立てるプランナーとしてさまざまな案件に携わる。社内からの信頼も厚く、前職でのキャリアを活かした幅広い提案を行う。
2014年入社
メディアクリエイション部 プランニングチーム(せんだいタウン情報machico編集部)
曽根 真衣子
キャリア採用で入社後約1年間、営業とmachicoの運営を兼務。コピーライターの経験を活かし、その後はmachico編集部を専任。産休・育休を経て2019年6月に職場復帰。2歳の女の子のママ。
2018年入社
メディアクリエイション部 プランニングチーム
佐藤 南津子
大学時代に学んだデザインの知識と技術を活かし、キャリア採用で入社。現在は、主に印刷物の制作を行うディレクターとして学校や民間企業などの仕事を担当。社内の愛称は「南津子さん、なっちゃん」。
Question 1
「ブランチ仙台」のプロモーションに携わるきっかけは?
東海林:僕が大和リース様の営業担当だったとき、2~3年後に「ブランチ仙台」という商業施設をオープンするとのお話を伺いました。そこから2年くらいは、ユーメディアグループ内でつながりのある飲食店をご紹介して、ソフト面のお手伝いをさせていただきました。開発の段階から商業施設のプランニングやプロモーションに携わる機会はめったにないので、貴重な経験でしたね。その後、いよいよ施設のオープン告知を地域に向けて行う段階になり、プロモーション提案の機会をいただいたんです。
佐藤:そのタイミングで下田くんに担当を引き継いだのは、社内の体制が変わったから?
東海林:そう。僕が異動になって、次の担当者が下田くんに決まって。下田くんは年下だけど、いつも率直な意見をくれるのですごく信頼しています!
下田:ありがとうございます(照笑)。僕も、東海林さんとお客様の関係性をしっかりと引き継ぎたかったので、今までの企画書や資料をとにかくいっぱい読みました。僕に担当が代わる前に、東海林さんが田向さんと検討していた販促企画案なども参考にして。二人からお客様のことを教えてもらいながら、改めて企画を考え始めました。
Question 2
具体的にどういう方向性で企画をつくったのですか。
下田:東海林さんの企画案をベースにしつつも、どういう企画ならユーメディアにしかできない独自提案ができるか、という話を田向さんとしました。
田向:そうだね。あとは、お客様によって求めているものは違うので、大和リース様が求めていることをしっかり理解して提案することも改めて意識しました。東海林くんが最初に作った企画案の中で、とにかくたくさんアイデアやプランを出してくれたので、そのおかげで提案の時に必要な企画を整理できた。大和リース様が考える「ブランチ仙台」のターゲット層や世界観を、東海林くんと下田くん、二人の営業がきちんととらえていたことと、そこにどれだけ寄り添えるか、描いている世界観をどう表現するのかを大事にしたところがポイントになったと思います。
下田:田向さんは、僕にはない視点や広い視野を持っているので、相談するとアイデアが広がるんです。今回は、新しいイベントや体験を通して施設のファンを増やしていけるような提案をしました。それが施設の方向性とマッチして、受注につながったのだと思います。
Question 3
具体的にどのようなプロモーションを行ったのですか。
下田:2019年4月のオープニングセレモニーは、伊達武将隊のパフォーマンスや地元幼稚園の合唱、近隣大学のよさこい演舞という、地域色が出るステージコンテンツを行いました。
下田:オープン後のGW初日は、施設の雰囲気に合うジャズライブを。夏から秋にかけての大きなイベントとしては、ユーメディアの自社イベントである「仙台オクトーバーフェスト」のメインステージ出場を掛けた「ブランチミュージックフェス」を開催しました。出演者募集やイベント告知は自社媒体の「せんだいタウン情報 machico」に協力してもらい、当日の音響はグループ会社「仙台シティエフエム」の「ラジオ3」と組みました。ユーメディアグループの強みを活かした連携は今後も続けたいですね。
曽根:「machico」は人を集めるのが得意な媒体なので、その特長をうまく活かしてお役に立てたと思います。それと、出演者を集めるだけでなくお客様としてもたくさんの方にイベントを見に来てもらいたかったので、一般のお客様のことも意識した特集を組みました。例えば、「ブランチ仙台に来てよかった!」と思う3つの理由を記事に入れたり、「ブランチ仙台」の魅力のひとつである中庭について、土地の歴史に敬意を表したデザインになっていることをコラムで紹介したり。「ブランチ仙台」を知らなかった方も、来たことがある方も読んで楽しめる情報を盛り込みました。
下田:当初の想定を上回り、出演枠の定員をオーバーするほど反響があって、イベント自体も良い雰囲気で開催できたと思います。曽根さんには冬の館内装飾にも携わっていただきましたね。
曽根:そうですね。実は、私も大和リース様の営業を担当していた時期があって、「ブランチ仙台」にはプライベートでも娘とよく遊びに行くので、それを知っていた田向さんがディレクションを任せてくれました。動物をモチーフにしたウィンター装飾を作って、冬の集客につながるように館内を回遊できる仕掛けを用意して。常に施設のコンセプトや雰囲気を意識してアイデアを考え、提案しました。それと、敷地内にある川の近くに、子どもが遊べる「木(キ)ューブ」という木の装飾を置きましたよね。田向さんのアイデアで。
田向:ほかの施設で取り入れていた事例を見て、「ブランチ仙台」にぴったりだと思ったんです。
曽根:大和リース様からは「新しいアイデアで盛り上げたい」という想いも伺っていたので、いい提案になったと思います。
下田:あと、毎月最終週の木曜に発行している月刊誌「BRANCH Life(ブランチライフ)」も、施設の旬な情報を発信する大事なコンテンツです。こちらは南津子さんに制作をお願いしました。
佐藤:誌面に入るテナントや掲載内容は下田くんと大和リース様ですり合わせてもらって、それを受けて、月ごとのテーマや誌面構成を考えて制作しています。掲載内容は、主にテナント様の商品情報や館内のキャンペーン・イベント告知などですが、そればかりだと普通のチラシのようになってしまうので、施設に寄り道をしていろんなお店を覗いてもらえるように、読み物としても楽しめる内容を心がけています。デザインはターゲット層の20~40代を意識して、雑誌のエッセンスを取り入れているんです。
下田:ユーザーに直接施設の魅力を届けられる告知媒体なので、さらに内容やデザインをブラッシュアップして価値の高いものにしていきたいですね。
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Question 4
「ブランチ仙台」の仕事を通して感じた、「ユーメディアで働く醍醐味」を教えてください。
下田:今回に限らず全ての仕事に言えることですが、お客様の求めることに応え、さらに期待していただいているクオリティを超えるには、いろいろなスタッフと意見を交わすことが大切だと実感しました。みんなで話をして同じ目標に向かったことで、僕一人じゃ考えられなかったアイデアが何個も生まれたので。ユーメディアには個人の得意分野を生かしたチームで仕事ができる環境があります。その環境を活かし、チームワークで地域のお客様の課題を解決することが醍醐味なんじゃないかと思います。
田向:さっき下田くんが「machico」や「ラジオ3」の話を出していたけど、自社の持つ媒体の特徴や魅力を知らなければ、それを活用するアイデアも生まれてこないよね。だから、社内の仲間や協力していただくパートナーのことも含め、いろいろな情報を知る努力が普段から必要だと思う。
曽根:私も、ずっと前に営業を担当していたことを知っていた田向さんのおかげで、館内装飾の際に声を掛けてもらって、自分でも気づかなかった能力が発揮できてすごくありがたいと感じました。産休明けから復帰してすぐだったので、このタイミングで有意義な仕事に携われたこともうれしかったな。
下田:それに、今回の仕事を通して社内のメンバーのことを知ろうとするようになりました。「あの人はこんなこともできるんだな」とか、「機会を作ってあの人と仕事をしてみたい」とか。そう考えることが増えました。
佐藤:それは、普段からコミュニケーションがちゃんと取れているからわかることだよね。
下田:そうですね。これからもチームワークを大切にして、そこから生まれる新しいアイデアや発見で地域を盛り上げていきたいです。
※取材時点の情報です。
ユーメディアでは、社員それぞれが培ってきた知識や経験を持ち寄り、
チームとなって発想力豊かなアイデアを形にしています。
また、大きなプロジェクトを担うチャンスは若手社員にも。
一人ひとりが持つ力を、チームのため、会社のため、地域のために発揮しています。